昔の名前で出ています

 当院は『医療法人社団 山田内科医院』という名前ですが、自分が院長になった時に名称変更も少し考えました。理由は二つありまして、まずは名称変更することで院長が交代したことを近隣の方を含め周知して頂くことです。もう一つは私は内科専門医、循環器内科専門医ですが、その他の一般内科含めたプライマリーケア(何でも相談できる窓口、総合診療)や訪問診療もやってますので、その辺りの理念であったり、診療科を具体的でなくてもイメージできるような名前がよいかも、と一時期考えておりました。

 しかしこの名称変更、手続きが保健所さんや厚生局の書類作成など結構面倒のようです。また周知の仕方が十分にうまくいってないと『前に錦町にあった山田内科っていつの間にか廃院になったの?』という誤解にもつながりませんし、土地柄、特に高齢の患者さんが多いので、混乱の原因にもなりかねません。ただ変更しなかったことの一番大きな理由というのは、親から引き継いだものを守るということが私にとっての最大の親孝行だと思っていたことが大きいです。漫画の話しで恐縮ですが、私の大好きな漫画で『ジョジョの奇妙な冒険』という作品があります。現在第9部が連載中で、主人公の愛称・略称はジョジョ(JOJO)ですが、各部の主人公はそれぞれ別の人物です。特に第1部から第6部までは基本的に同じ血統の一族、ジョースター家にまつわるお話しになっています。題名はずっと変わりませんが(副題はそれぞれの部で変わります)、主人公が世代交代していくのもこの作品の魅力の一つで、こういったことにも影響を受け(すげー単純)、結局現在の『医療法人社団 山田内科医院』の名称のまま引き継ぎ、診療させて頂いてます。

 名称変更せずに困ることもあります。全国に『山田医院』、『山田内科医院』は何軒もありますので、ホームページ作成当初は検索してもなかなか当院にたどりつかないということがありました。これは検索順位が上昇したのと、位置情報などによって近隣の『山田内科医院』にたどり着きますので最近はそれに関しては困らなくなりました。しかしここ最近また困る事象に遭遇するようになりました。全く違う街の『山田医院』と勘違いされて、電話がかかってくることがあるのです。先日も午後7時過ぎに『10歳の息子が足を怪我したので見てほしい』という問い合わせがありました。どこも多分診療時間外でしたので、とりあえず診させて頂くことでお話しをしていましたが、よく話しをしてみると富山県射水市の『山田医院』と間違えて電話されていたようです。

 昔のようにタウンページでも見ながら自分で電話番号を打てば、鳥取県の当院に間違い電話をすることはないと思いますが、現在はネットからワンクリックで通話出来ますので、特に時間外で本人さんや家族さんが慌てている場合はあり得るのかな、と思っています。こういった間違い電話は実は1回だけではなく、少なくとも2、3回はあります。なので時間外診療では正確な住所は来院してから確認する場合もありますが、間違いの確認のため、とりあえず『どちらにお住まいですか?』という質問は最近早めにするようにしました。

 こういったケースで更に考えることは当院に連絡するつもりが、全国のどこかの『山田医院』、『山田内科医院』さんに迷惑をかけているかもしれないということです。これは確認は出来ませんが、以上のことから少なくともお互いの医院のために時間外でも電話対応は特に丁寧にする、ということは心がけています(のつもりです)。ということで全国の『山田医院』、『山田内科医院』さん。このブログ、見ておられないと思いますが、万が一迷惑をかけることがありましたら、対応の程よろしくお願いします。

急患診療所

 西部医師会急患診療所、というところがあるのを皆さんはご存じでしょうか?久米町の西部医師会館内にあり、平日の夜間、日曜・祝日に軽症の内科、小児科の患者さんを対応する診療所で、主に鳥取県西部医師会に所属する開業医の医師が担当して対応しています。今晩は私が当番医でしたが、今回が初めての当番でした。子供の頃、父親が夜なかなか帰って来ない時は急患診療所の当番の日であったことを懐かしく思い出しました(朝日町に飲みに出かけたり、パチンコに行ったりもあったと思いますが)。何十年も経って今度は自分が当番医をすることになり、他の人にとっては全然大したことに感じないと思いますが、自分にとってはなんだか非常に感慨深いものがありました。

 来院された患者さんは数名で非常にゆったりとした時間でしたが、急患の患者さんが少ないということは平和で喜ばしいことと考えるべきでしょう。夜間こういうところで仕事をしていることも今後ありますが、基本的には夜間でも自院で急患の対応は行っておりますので、何かございましたら電話等でいつでもご連絡下さい。

世界高血圧デー

 5月17日は世界高血圧デーとのことで、『世界高血圧デーに降圧治療を考える』鳥取県部会でオンラインにて講演をさせていただきました。座長は加藤雅彦教授(鳥取大学医学部 保健学科検査技術科学専攻 病態検査学講座)で、鳥取大学第一内科在籍中は医局員として、また心不全グループとして大変お世話になった先生です。『参観日』に親がみている前で自ら手を挙げて発表する子供の気分で、大変緊張しました。今後は対面の講演が増えるとは思いますが、機会があれば講演を頑張っていきたいと思います。ただし要請があれば、のお話しではありますが。講演は得意ではありませんが、こんな私でよければお待ちしてます。

再びアーニャからお知らせ

 『お知らせ』にも記載しましたが、例年の5月、6月に関しては当院では午後から企業の健診を行っております。時間は午後3時30分から午後4時30分までを目安として行いますが、都合上健診の方を優先して行いますので、何卒ご了承ください。尚、気分不良の方やお急ぎの方などございましたら、職員にご連絡下さい。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

開業医の休日

 ゴールデン・ウィーク(GW)後半に入りました。往診の依頼や訪問診療で外出することもありますが、基本的には医院で過ごしております。月末~月始めは医院、病院ではレセプトといって、保険者に対しての診療報酬明細書を作成することに時間をとられますが、私も例外ではなく医院でレセプト作成しています。他には書類、発表のスライドを作成したり、(真面目な)本を読んだりして、特にはどこかに遊びには出かけず主に医院で過ごしています。うちの父も開業医ですが、子供の頃からGWだからといって遠出することはなく、行っても松江か大山、遠くても鳥取市に行く程度で、夕食は家族で外食してなんとなくGWを過ごした気になったのを思い出します。自慢することではないですが、休日や夜間でも対応することを前提にしていますので、気軽にどこか遠くに、ということは出来ません。

 何もしていないはずのGWですが、終盤にさしかかると何かソワソワします。これは自分だけかもしれませんが、昔から映画館で映画を観ていても、上映時間から考えても内容から考えてもそろそろ終わりが近いことが分かると本当にソワソワして映画に集中出来ません。早くトイレに行きたい訳でも、クレジットが出ている間にもう帰ろうと思っている訳でもありませんが、いい映画であればあるほど落ち着きがなくなります。映画に限らず、コンサート、3日間あるような学会でも同じような感覚が終盤に感じることがあります。何か隠れた病気があるのかもしれませんが、そういうことでGW終盤、ソワソワしながら気分転換にブログを書いてみました。

 今ChatGptが話題ですが、レセプトなどの作業ももっとAIが進歩して、今後仕事量が減り効率化されることを期待しながら、現在作業しております。しかしこのブログも、それこそChatGptにテーマだけ与えて作成した方が、もっと気の効いた文章で、なおかつみんなに役立つブログになるかもしれません。そうすると拙い自作のブログの出番はなさそうですが…いずれそうなる日はやってくるかもしれませんね。ニュースを見ると行動制限もなく天気もよく、各地でよいGWになっているようです。その一方で熱中症などにのニュースも入っており、気になるところです。休日中に体調を崩された方などおられましたら、お気軽に当院にご一報ください。

 

 

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