けんさく先生の日記
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2023.06.10
梅雨時期に思うこと
もう6月に突入しました。考えてみれば2023年の上半期を折り返そうとしてますので、本当に月日の早さに驚きます。梅雨入りは中国地方もとっくにしてますが、往診や訪問診療をしていると今の天気や雲行きが気になります。私は普段から傘をさす習慣があまりありませんので、自宅に帰るだけくらいならずぶ濡れでもよいのですが、さすがにそれで患者さん宅にあがる訳にはいきませんので、こういった時だけは往診カバン含め濡れないよう傘をさして出かけます。また一緒に看護師さんも同行して行きますから、一緒に行って大雨だとお互いテンションが多少下がりますので、時間があるとスマホで雨雲レーダー、天気予報をよくみてます。
この時期、私が気になるのは低気圧の接近です。私は元々頭痛持ちでして、低気圧が近づくとかなり頭痛がひどくなることがあります。症状によっては音や振動が来るだけで厳しいですので、仕事が終わるまではなんとか我慢し、職員が帰った後はソッコー2階の院長室(一応あるんです)のソファーですぐ横になっています。こういった時に外来にたまたま頭痛の患者さんが来院され、患者さんの話しを聴くときはなかなかつらいものがあります。特に本当に重い頭痛の患者さんの話しを聴いていると一緒に自分もつらくなり自分のほうが横になりたい気持ちになりますが、これは頭痛持ちの方は理解して頂けるかもしれません。
昔学生時代に頭痛がひどく、近所の公立の病院の救急外来を受診したことがあります。比較的大きな病院の救急外来ではよくある話しですが、最初に看護師さんから問診を受け、つぎにおそらく研修医の先生、最後に担当医(指導医、上級医)の先生の問診、診察を受けました。これは意味がありまして、看護師さんの問診は重症度を決めて、場合によっては診察順番を早くする(トリアージ)ことが目的です。救急外来は大学病院だけではなく、比較的大きな一般病院でも研修医が学ぶ場、また活躍する場でもあります。研修医の先生が問診を行い、疑わしい病気を考えた上で、それに沿った検査項目や治療内容を考えて、指導医、上級医の先生が最終的にcheckするような仕組みになっています。そういうシステムは理解していますが、ひどい頭痛の時の時同じような問診を何回も受けるのはつらいものがあります。私は急患の患者さんを診るときは、一応そういったことも配慮して、問診が自分だけで済むように配慮することがあります。
雨が鬱陶しい6月ではありますが、実は嫌いではありません。昔学生の頃だったかいつか忘れましたが、鎌倉の長谷寺に行き、見事に咲き誇るあじさいをみながら散策したことがあり、梅雨の印象が変わった記憶があります。そして、6月は何より自分の誕生月でもあります。まあ、これがこのブログで一番言いたかったことなのですが、なかなか言いたいことを書くところまで行き着くのは難しいものですね。長文になりました。お祝いなど特に遠慮しませんので、お待ちしてます(嘘です)。
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