開業医になって気づいたこと

私は4月から父の跡を継いで開業医になったのですが、現時点でこうすればよかったと思うことが多々あります。

開業に関する知識等を他の先生がどうやって得ているのか私には分かりませんが、私は何冊か『絶対○○ する開業医必読本』的な本をAmazonで購入し、非常に浅く読んだだけで4月からこの世界に飛び込みました。しかし前準備が圧倒的に足りていないということを最近痛切に感じています。

何が足りないかはお金にまつわる話しも多いのでそれに関してはここでは控えますが、それ以外ではホームページの作成も挙げられます。2日ほど前に公開した訳ですが、この時点では(当たり前と言われそうですが)『山田内科医院 米子』で検索してもまだうちのホームページは全く検索上位には来ません。それどころか、数ページめくって先に別の米子市内の某医院のホームページにたどり着きます(7月26日時点)。

Googleだとデータベースをある程度整理してから検索ワードに引っかかるようになるらしいですので、例え短時間でたくさんの人が検索したとしても上位にくるには時間を要するようです。なので現時点では『ホームページ出来たので見てください』と言ったところで、普通に検索してもらっても実際にはそこになかなかたどり着けない、単にお手間をとらせるだけという場合もありそうです。春前くらいから作成、公開の準備をしておけばよかったというのがプチ後悔です。

購入した開業医のマニュアル本を読み返しますと、①『(開業)予定の半年、遅くとも3ヶ月前にはホームページをもう公開すべし』、➁『頻回に更新をし、たくさんページ数を増やし、検索に引っかかりやすくすべし』と書いてありましたので、現在は➁を実践中です(非常に浅く読んでいたこともプチ後悔です)。

『山田内科医院』だけの検索ワードで医院のホームページが最上位に来る日を楽しみにして、ブログ作成中であります。

 

市町村の健診に関してのお願い

7月から市町村の健診(特定健診・後期高齢者健診・米子市健診・がん検診)が始まっています。約1ヶ月が経過しますが、受けられる方に当院からのお願いが2点あります。それは

①肺がん検診もできれば同時に一緒に受けて頂きたいこと(医療機関は1割負担の方で500 円)

②血糖はHbA1C(ヘモグロビン・エー・ワンシー)も一緒(健診とは別になります)も測定させてほしいこと(1割負担で210円)

の2点です。いずれも費用がかかるお話しでありますがお願いしたいと思います。

肺がん検診に関しては当然『肺がん』などの異常な影をみつけるといった意味で重要でありますが、(一応)循環器専門の私としては心臓の大きさや形なども非常に気にしてみております。これが数年前から比べてどうなのか、また心電図や診察所見、症状などもあわせた上で、場合によっては患者さんの了解も得て心臓超音波検査も追加させていただき、心臓の疾患がみつかるケースもありました。心不全、肺疾患などで当院に通院されほぼ毎回のようにレントゲンを撮っている方は別として、普段どこにも通院されておらず健診のみ年一回当院受診、といった方は特に是非うけて頂きたいです。

※糖尿病標準診療マニュアル2022からの引用

 上記は糖尿病臨床診断のフローチャートになります。ご存じの方も多いと思いますが、HbA1Cは糖化されたヘモグロビンの割合で、過去1-2か月前の血糖値を反映する値(血液検査)です。健診などで数日前から食事に気を使われる方もおられると思いますが、HbA1Cは当日の食事など短期間の血糖値の影響を受けません。糖尿病の診断基準として、血糖コントロール状態の把握しても重要な値となっております。

 血糖値単独の値ではなかなか糖尿病をひっかけることは難しく、一部県内の市町村ではHbA1Cは検査の必須項目となっておりますが、米子市では現在は必須項目にはなっておりません(米子市では食後3時間30分以内であれば、血糖値の代わりにHbA1C測定可能となってます)。以前から当院では原則健診時でも血糖値、HbA1Cを同時に測定する方針としております。やはり前述しましたような健診のみ年一回医療機関受診、といった方は是非お願いしたいと検査項目であります。

 無論、検査は強制では当然ありません。また窓口などでも声はかけさせて頂きますので、よろしくお願いします。

ロゴに関して

現在新医院を建築中ですが、以前に建築士さんらとの話し合いの中で、『医院のロゴはあった方がいいかもしれませんね』という話しになりました。その後市内を運転して、試しにいろいろなクリニックさんの看板だけみてみましたが、内科、耳鼻科、小児科など科に限らず確かにロゴがほとんどのクリニックさんにありました。

建築士さんからは『ある程度アイデアを頂ければ、こちらで作りますよ』と声をかけて頂きましたが、中学校の美術で2か3しかとったことがない私には全くそんなアイデアは何も思いつきません。しかしたまたま神戸から来ていた高校生の姪がその話を聞き、『山田で心臓が専門だから、Yの字を聴診器に見立てて、それをロゴにしたらいいよ』という私であれば到底一生考えつかないであろうアイデアを姪からもらい、最終的に建築士さんに作図頂きました。私的には非常に気に入っているロゴです。

尚YAMADA CLINICと横に表記していることもありますが、当院は変わらず『山田内科医院』で名称変更はありませんので、よろしくお願いします。

 

山田内科ってどこ?

皆さま、こんにちは。

山田内科医院の院長の山田健作と申します。

当院は私が産まれるまだ前の昭和46年に熊本出身の父が錦町に開業した内科医院で、本年4月から私が2代目の院長に就任しました。現在診療しております医院は約50年前に建てられたものでかなり老朽化しており、新医院を建築中の状況です。

 これまで私は近隣の病院で内科医、循環器内科の勤務医として働いておりましたが、時々患者さんやスタッフらと時々私の実家が医院であることが話題になることがありした。しかし残念なことに『山田内科医院ってどこですか?』といった声を聞くことが少なくありません。ただ知名度よりも当院のアクセス方法を地元の啓成校区以外の在住の方にどうやって知って頂くかが最近の悩みでした。

 『錦町のふれあいの里の横です』と説明して大体の場所は理解して頂くのですが、実際にどういう道順で行くのか分からないと言われることがあります。目印のふれあいの里の横の道は一方通行で、医院の立地も目立ったところにあるとは言い難い場所にあります。私の前の勤務先は境港の済生会病院で、退職した際に済生会時代の外来の患者さんにも当院を受診頂いておりますが、Google Mapなど便利なツールがあるこの時代にあっても道順がなかなか分からなかったという声をお聞きします。

ホームページは医療機関を世間に認知して頂く広告として必須のツールとなっていますが、今まで当院はありませんでした。このホームページでは当院までのアクセス方法に関しては特に時間をかけて作成して頂きました。これを機会に当院を受診しやすくなったと感じて頂けましたら幸いです。

今後ホームページ、ブログでは当院や医療の新しい情報、また私の日々の些細な感想含めて、なるべく更新していく予定です。

 今後ともよろしくお願いいたします。

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