けんさく先生の日記

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2024.04.28

一時間半だけのバカンス

 当院は木曜日以外の平日の診療時間は午前が午前8時30分から12時30分、午後が午後2時から6時で、木曜日、土曜日の診療時間に関しては午前8時30分から12時30分の午前のみの診療とさせて頂いております。大体午前7時前には医院を開けて準備を始めており、結構早めに来院される方もおられますが、事務も看護師もまだ全員揃っていないため、急患でなければ待合室でお待ちいただいてます。休憩時間は昼に1時間半ありますが、実はその時間を利用して往診・訪問診療を行っております(それ以外にも木曜日、土曜日の午後の休診時間を利用して行ってます)。

 午前の診療が定刻に終了しないことも多く、また訪問診療の人数や訪問する場所によって午後の診療が午後3時くらいのスタートとなる日もあり、皆様に大変ご迷惑をおかけしております。通常通り午後2時から診療開始出来る日も当然ありますが、午後からの診察希望の方に関しては午後3時あたりに受診頂いた方がよいかもしれません。

 よく聞かれる質問ですが、当院は予約制ではありません。当初は新医院になった際に予約制にするか悩みましたが、診療科の特性上緊急を要する患者さんを優先的に診たり、またそのような患者さんは通常の診療より時間がかかるため、予約時間で来た患者さんを時間通りに診れないことが予想されるため、現状では原則は来院順ということで診察させて頂いてます。

 ただし次回の予約票をお渡ししている患者さんも中にはいます。状態の確認、治療方針の決定のため絶対その日に来てほしい方、予防接種予定の方、また大事な薬を飲んでいる重症な方なのに診療日を忘れる方、予約を入れないとしばらく受診されない方には予約票をお渡しすることがあります(時間も入っていますが、目安です)。またこれは私の個人的な考えで予約票を渡している方がおられます。それは喘息だけで通院されている方です。

 喘息患者さんで受診される方もおられますが、吸入の処方などを行い、ある程度症状が落ち着くと受診されなくなるケースが多く存在します。症状がなくなり、その後吸入なしでも当面問題なく生活される方も確かにおられます。ただし喘息の治療目標は症状コントロールに加えて、正常な呼吸機能を保つこと、また、将来のリスク回避のために呼吸機能の経年低下を抑制して喘息死や副作用を回避すること、と定義されています(喘息予防・管理ガイドライン2021)。『数日前からもう症状がなくなったのですが、まだ吸入とかしないといけませんか?』症状が軽快した喘息の患者さんから聞かれるよくある質問です。吸入や薬を中止するにしても経過をみながらステップダウンしてから中止していくのが正しいやり方です。突然自己判断で中止して数カ月後に喘息発作で受診される方も多数おられます。喘息の患者さんに予約票をお渡ししているのはそういった考えがありますので、どうぞよろしくお願いします。

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