けんさく先生の日記

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2022.10.06

ドッペルゲンガー

 元光GENJIの山本淳一、野茂英雄投手、元巨人の木田優夫投手、波田陽区、将棋の藤井聡太、卓球の水谷隼…

 関連なさそうな人物の羅列ですが、これは子供の頃から今に至るまで、私が似ていると言われたことがある有名人を挙げてみました。あくまでも他の人から言われた、ですからね。ただ今まで身近にいる人に似ていると言われた経験はほとんどありません。唯一高校時代の同級生で私に似ていると言われた人物がいました。今彼は北海道大学医学部の教授(分子病理学教室)に出世されたようで(今も昔も頭の出来は全く似てません)、先日たまたまホームページの教授挨拶の写真をみてみましたが、何十年経っても雰囲気が似ていることは不思議な感じがしました。さすがに写真を張り付けることは出来ませんので、興味ある方は探してみてください。

 大人になり、医者になると私含めて眼鏡をかけている先生が多く、顔や体格、髪型などに大きな特徴がない限り、外見の雰囲気がどうしてもある程度似てきます。勤務医だった頃には、春ごろには新人の看護師さんから廊下でよく別の先生と間違われ、全く担当ではない患者さんの病状報告を受けることは多々ありました。近年はコロナ禍で皆マスクをしていることがほとんどですから、新人の医療関係者にとっては人の顔を覚えるという作業は苦労を要することかもしれません。

 元々私は人の顔を覚えるのは得意でした。高校生の頃『スーパーテレビ 情報最前線』というドキュメンタリー番組があり、うろ覚えになりますが東京のホテル・オークラを取り上げた特集をみたことがあります。その中でドアマン(ホテルの玄関で案内してくれる方)が日本の政治家や経済界の主要な人物、または世界の要人達の顔を新聞の写真など切り抜いて、そのほとんどを記憶している、といった内容の場面を見たことがあります。さぞかしすごいことのように(実際すごいことなのですが)番組内では取り上げていましたが、高校時代の私は『そんなの誰もできるでしょ』と思った記憶があります。今から考えると、本当にやばい、残念な子供だったと思います。

 あれから30年。今は本当に人の顔を覚えるのが苦手になりました。というより自信が全くなくなりました。理由ははっきりしていまして、約10年ほど前に循環器学会の会場で3回も人間違いをしてしまいました。間違って違う人に声をかけるくらいならまだよいですが、そのうち1回は全然関係ない人に『膝カックン』をしてしまい、謝ってからすぐに会場を退散した覚えがあります。人生の中で『気まずい場面ベスト3』には絶対入る瞬間でした。以後は職場、近所以外ではよっぽど自信がない限り、挨拶にも慎重になっています。トラウマというやつです。なので絶対の自信がある時以外は、微妙な会釈をして相手の反応をチラ見しながら通り過ぎることにしてます。これは結論として何が言いたいか申しますと、『あなたに声をかけていないかもしれませんが、私は心の中では大きな声で挨拶してますよ』という言い訳です。まあこんな言い訳がましい、寂しい奴ですが、スーパー、コンビニ、北海道物産展(よく出没します)等でお会いましたら、もしよろしければどうぞ声をかけてやってください。その時は喜んで声をだして挨拶します。よろしくお願いします。

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